TOKIO・かわら版 第24号


<米国ワシントンDC他 出張報告>

 

4月13日〜20日、米国へ公務出張いたしました。エネルギー・環境・科学技術の議題を中心に、講演や米国要人との面談等を行って参りましたので、以下のとおりご報告いたします。

○出張者:加納時男 参議院議員 文部科学大臣政務官
     随行者:文部科学省 原子力課 竹内新也 国際原子力協力企画官
          文部科学省 池川和彦 大臣政務官秘書官
          冨倉敏司 加納時男参議院議員公設第一秘書

○行 程: 4月13日 成田発→ワシントンDC着
4月14〜16日 ワシントンDC(ICONE-10、米国議会上院、DOE、NIH他)
4月17日 ペンシルバニア州(PJMインターコネクション社)
ニュージャージー州(プリンストン大プラズマ研究所・日米研究所)
4月18日 ニューヨーク(コロンビア大 他)
4月19日 ニューヨーク(JFK空港)発→成田着(20日)

< 第10回 国際原子力工学会議(ICONE-10)での基調講演 >


  4月15日、ワシントンDC(ハイアット・リージェンシー・クリスタル・シティー)で開催されたICONE-10において、「原子力に明日はあるか?〜専門家の常識と社会の認識」をテーマに、約700人の参加者に対して基調講演を行いました。
 共同議長の友野勝也東京電力顧問の紹介に続き、「暗い話題のある一方で、原子力発電や原子燃料サイクルの面で大きな前進があった」「専門家の常識と社会の認識との乖離の克服が重要」「原子力の将来を決めるのは我々自身」などを主張し、キューリー夫人の言葉、「成し遂げたことにいつまでも注目するのではなく、これから成さなければならないことに目を向けよう」の引用で大きな拍手を受け、講演を締めくくりました。
 また、その後に行われた、ラリー・クレイグ上院議員、ディアス原子力規制委員会(NRC)コミッショナーの講演においても、今後米国において原子力を強力に推進していくとのコミットメントがありました。

< プリンストン大学特別講演 >


  4月17日、ニュージャージー州プリンストン大学おいて、約20名の教授・学生らに対して「エネルギー・環境政策への提言〜信頼に満ちた日米関係を構築する視点から」をテーマに講演を行いました。この講演は同大学日米関係研究所長のケント・カルダー教授の招待により実現したものです。
約30分間、「エネルギー安全保障への懸念」「地球環境問題への取り組み」「原子力の果たす役割」「規制改革・競争政策のリスク」等についてのプレゼンを行った後に、約1時間半の質疑の交換を行い、世界の原子力・原子燃料サイクルの状況、プルトニウムの平和利用のための条件、使用済核燃料の中間貯蔵、環境税、天然ガス・パイプラインの可能性、ITER等のエネルギー関連技術開発のプライオリティなどについて、議論を深めました。

< 主な面談者 >
○ワシントンDC
  ・ ドメニチ 上院議員
  ・ カード エネルギー省(DOE)次官

  ・ マグウッド DOE原子力科学技術局長
  ・ ディアス 原子力規制委員会(NRC)コミッショナー
  ・ コルビン 原子力エネルギー協会(NEI)会長
  ・ ファーテル NEI副会長
  ・ ハワード NEI副会長
  ・ コリンズ 国立衛生院(NIH)ヒトゲノム研究所長

  ・ マーティン 元DOE副長官
  ・ ビスコンティ Bisconti Reserch Inc.会長
  ・ 加藤良三 駐米大使
  ・ キーティング 元米国世銀大使
  ・ 大木直久 電気事業連合会 ワシントン事務所 主席
  ・ デニソン 電気事業連合会 ワシントン事務所 顧問
  ・ 古屋俊彦 東京電力 ワシントン事務所長

○ペンシルバニア州
  ・ ハリス PJMインターコネクション社長

○ニュージャージー州
  ・ ゴールドストーン プリンストン大学 プラズマ研究所長
  ・ カルダー プリンストン大学 日米関係研究所長

○ニューヨーク
  ・ パトリック コロンビア大学 日本経済経営研究所長

  ・ 西田芳弘 ニューヨーク総領事 大使
  ・ 宮崎洋三 関西電力 ニューヨーク事務所長

〜今回の出張をご支援いただいた関係者の方々に厚く御礼申し上げます。